先に結論を言うと、違う字が入っても、間違えた所だけ直せます。 全部を消して話し直す必要はありません。
- 間違えた語の後ろをタップしてカーソルを置き、キーボードで消してから、その場所でマイクのキーを押して言い直すか、キーボードで打つ
- 毎回取り違える言葉は、そこだけキーボードで打ち、ほかは話す
- 「〜を〜に変更」のような声で直すコマンドは、公式の一覧では米国英語向け。日本語はキーボードか言い直しで直す
この記事では、音声入力で違う字が入ったときの直し方と、うまく入らないときに確かめる所を説明します。
もとにしているのは、Appleの公式ガイド「iPhoneでテキストを音声入力する」と「テキストの音声入力に使えるコマンド」です。 どちらもiOS 27のガイドで、2026年10月12日に確認しました。
違う字が入ったら、間違えた所にカーソルを置いて言い直す
文字の欄をタップすると、その位置にカーソルが置けます。 音声入力は、このカーソルの位置から始まります。
音声入力の間も、キーボードは開いたままです。 打つのと話すのを、切り替えながら直せます。
たとえば「金曜」と言ったつもりが「今日」と入ったなら、次の手順で直します。
- 間違えた語のすぐ後ろをタップして、カーソルを置く
- キーボードの削除のキーで、間違えた語を消す
- マイクのキーを押して、正しい言葉を言い直す。キーボードで打ってもよい
- もう一度マイクのキーを押して止める
文の頭から話し直さず、間違えた語だけを入れ替えれば済みます。
声で直すコマンドは、公式の一覧では米国英語向け
公式ガイドには、音声入力の途中で「選択」や「削除」に続けて語句を言うと、テキストを編集できると書かれています。
ただ、コマンドの一覧のページによると、「〜を〜に変更」「〜を選択」「〜を削除」のような声で直すコマンドが使えるのは、米国英語で話しているときです。 機種はiPhone 12以降で、iPhone SEは対象外とされています。
日本語で話しているときは、カーソルを置いて言い直すか、キーボードで打って直すのが確実です。 句読点や記号を声で入れる言い方はiPhoneの音声入力で句読点・改行・記号を入れる方法にまとめています。
毎回取り違える言葉は、そこだけキーボードで打つ
人の名前やお店の名前のように、何度話しても違う字で入る言葉があるなら、その言葉だけキーボードで打ち、ほかは話します。
音声入力の間もキーボードは開いたままなので、その言葉だけ打って、また話すように切り替えられます。 何も言わずに30秒たつと音声入力は止まるので、打つのに時間がかかったときは、もう一度マイクのキーを押してから続きを話します。
話した後で毎回直すより、最初からその言葉だけ打つほうが手数が少なくて済みます。
英字の名前は、読みのあとにつづりを言う
公式ガイドには、単語のつづりを声で言って入れる方法が載っています。
ガイドの例では、「スティーブン」と読みを言ったすぐ後に、「S-T-E-P-H-E-N」と1文字ずつつづりを続けています。 英字の名前が思った通りに入らないときは、この言い方を試してみてください。
誤変換ではなく、うまく入らないとき
違う字が入るのではなく、そもそも音声入力がうまく入らないときは、症状ごとに次の所を確かめます。
キーボードにマイクのキーが出ない
「設定」→「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」をオンにします。
話している途中で止まる
何も言わずに30秒たつと、音声入力は自動で止まります。 もう一度マイクのキーを押せば続けられます。
日本語で話したのに、英語など別の言語で入る
公式ガイドでは、別の言語のキーボードを使えば、その言語でも音声入力できるとされています。 英語などのキーボードが出ているときは、日本語のキーボードに切り替えてから、マイクのキーを押します。
句読点が勝手に入る・入らない
同じ「キーボード」の画面にある「自動句読点」で切り替えます。
マイクのキーが出ない・途中で止まる・英語で入るときの直し方は、iPhoneで音声入力ができないときの直し方にまとめています。 音声入力の始め方そのものはiPhoneで音声入力するやり方で説明しています。
間違えた所だけ直す、毎回違う言葉は打つ、の2つを試してみてください。
取り違える言葉を、組にして登録しておけるメモアプリ
ここからは、私たちのアプリの話です。
Nokeyは、声でメモを書くためのアプリです。アプリを開いて、画面右下のマイクを押して話すと、話した言葉がメモになります。
音声認識が取り違える言葉は、設定の「単語の修正」で、間違って入る言葉と正しい言葉を組にして登録できます。
Nokeyでも、音声認識が固有名詞や数字を取り違えることはあります。そのときは、メモの詳細画面でキーボードから直します。 メモを開いてカーソルを立てた状態で話すと、その位置に入るので、間違えた所だけ言い直す使い方もできます。
使い方はNokeyの使い方にまとめています。無料で、iOS 17以降のiPhoneとiPadで使えます。
App StoreでNokeyを入手する出典
- Apple「iPhoneでテキストを音声入力する」(iPhoneユーザガイド、iOS 27)。2026年10月12日に確認
- Apple「テキストの音声入力に使えるコマンド」(iPhoneユーザガイド、iOS 27)。2026年10月12日に確認