この記事では、歩いている途中の思いつきを、iPhoneに声で残す手順を解説します。
先に結論を言うと、コントロールセンターにクイックメモのボタンを足しておき、コントロールセンターを開いてそのボタンを押し、キーボードのマイクのキーを押して話すだけです。 準備は最初の1回だけで、音声入力をオンにし、コントロールセンターにクイックメモのボタンを足しておきます。
もとにしているのは、Appleの公式ガイドの、クイックメモのページと「iPhoneでテキストを音声入力する」です。 ボタンや項目の名前は、2026年10月13日に確認した公式ガイドの表記に合わせています。
コントロールセンターからクイックメモを開いて、マイクで話す
思いついたら、次の順に操作します。
- コントロールセンターを開く。Face IDを搭載したiPhoneは、画面の右上隅から下にスワイプする。Face IDを搭載していないiPhoneは、画面の下端から上にスワイプする
- クイックメモのボタンを押す
- メモの本文を押し、キーボードのマイクのキーを押して話す。話した言葉が文字になっていく
- 話し終えたら、マイクのキーをもう一度押すか、「音声入力を停止」と言う。最後に「保存」を押す
歩きながら考えていると、言葉が途切れることがあります。 何も言わずに30秒たつと、音声入力は自動で止まります。 止まったら、マイクのキーをもう一度押せば続けられます。 止まったときの続け方はiPhoneの音声入力は無音30秒で止まる。途中で止まったときの続け方にまとめています。
画面を触るのは、クイックメモを開いて話し始めるまでと、「保存」を押す所です。 ここは立ち止まって操作してください。 話し終えたら「音声入力を停止」と言えば、止めるために画面を見なくて済みます。
Siriに頼んでメモを作る手順は、iPhoneのSiriでメモを作成する方法にまとめています。
最初に1回だけ済ませておく設定
歩き出す前に、次の2つを済ませておきます。
- 音声入力をオンにする。「設定」→「一般」→「キーボード」で、「音声入力を有効にする」をオンにする
- コントロールセンターにクイックメモのボタンを足す。コントロールセンターを開き、追加ボタンを押して編集を始めたら、画面下部の「コントロールを追加」でコントロールギャラリーを開き、クイックメモのボタンを押す
設定をオンにしてもマイクのキーが出ないときは、iPhoneで音声入力ができないときの直し方を見てください。
思いつきが続くときは「改行」と言って区切る
歩いていると、思いつきが続けて出てくることがあります。 1件話すごとに「改行」と言えば、マイクのキーを押し直さずに行を分けられます。 「新しい段落」と言っても分けられます。
対応している言語では、句読点が自動で入ります。 邪魔なら、「設定」→「一般」→「キーボード」で「自動句読点」をオフにできます。
記号や絵文字の言い方はiPhoneの音声入力で句読点・改行・記号を入れる方法にあります。
書いたメモは「クイックメモ」のフォルダに入る
保存したクイックメモは、メモアプリのフォルダリストの下部にある「クイックメモ」で見られます。
iPhoneで作ったクイックメモは、iPadやMacでも確かめられます。 歩きながら残した思いつきを、家に帰ってから机の上の端末で見返せます。
クイックメモを別のフォルダに移すと、通常のメモになります。 思いつきを整理するときに使えます。
電波の届かない所でも、多くの言語は文字にできる
多くの言語の音声入力はiPhoneの中で処理されるので、インターネットにつながっていなくても使えます。 使う言語がiPhoneの中で処理されるものなら、電波が弱い散歩道でも、思いつきを文字で残せます。
声がAppleに送られる場合など、詳しい条件はiPhoneの音声入力がオフラインで使える条件と、声がAppleに送られる場合にまとめています。
音声入力をオンにして、コントロールセンターにクイックメモのボタンを足しておけば、次の散歩から試せます。
保存の操作も省きたいなら
ここからは、私たちのアプリの話です。
Nokeyは、声でメモを書くアプリです。 マイクボタンを押して話し、もう一度押して止めると、文字起こしが終わったところで自動で保存されます。「保存」を押す手順は要りません。
フォルダを作っておくと、声で作ったメモがフォルダへ自動で振り分けられます。 フォルダに説明を書いておくと、振り分けの精度が上がります。 メモのほかに、タスクや予定も声で登録できます。
ただし、Nokeyの文字起こしにはインターネット接続が必要です。 電波の届かない所では、上で説明した標準の音声入力が向いています。
開発者の体験
毎朝のウォーキング中に、やるべきことをよく思い出します。歩きながら、メモやタスクを声で登録しています。
メモとタスクに加えて、カレンダーに予定も声で登録できるようにしました。当初の予定より前倒しで追加した機能です。
使い方はNokeyの使い方にまとめています。無料で、iOS 17以降のiPhoneとiPadで使えます。
App StoreでNokeyを入手する出典
- Apple「iPhoneでテキストを音声入力する」(iPhoneユーザガイド)。2026年10月13日に確認
- Apple、iPhoneユーザガイドの、コントロールセンターのページ。2026年10月13日に確認
- Apple、iPhoneユーザガイドの、クイックメモのページ。2026年10月13日に確認
- Apple、iPhoneユーザガイドの、ロック画面から機能を使うページ。2026年10月13日に確認